beretberet2006-08-04

7月19日(水)
わたしはヨーロッパのこの季節がいちばん好きです。陽は長く夜10時ごろでも夕方5時くらいの明るさ。
朝から重たい荷物を持って暑い中歩き続けた、わたしたちへの太陽からのごほうび。
こんなParisでの夜、決って食べに行くお店が何件かありますが、今回の旅では久々に収穫がありました。
この前来た時にはなかった新しいお店です。道沿いの席は、すでにお客様で賑わっています。
かわいらしいコックさんが、何やら山盛りのお皿を持った看板が見えます。エスカルゴじゃない?
勝手に盛り上がって空いている席に座りメニューを見ると、メインはなんとピザ。そうなんです。ピザ屋さんだったのです。
Parisでは二度と行くまいと決めていたイタリアンのお店…
アペリティフ発砲酒のようなロゼワインで乾杯、前菜には、フレッシュなオリーブオイルを使ったサラダ
メインはカリッ、もちっの程よい塩加減の絶品の生地のピザ、食後はilly。
素材の良さを感じ、そして味わうことのできた最高の食事でした。
勘違いから、思いがけずすてきなお店にたどり着くことができました。どうやら看板は以前のお店の忘れ物のようです。看板のコックさんMerci